門脈シャントの兆候について


まだ2日ですが、何とか発作を起こさずに過ごしています。
リラックスしないといけないと分かっていても、
ヒヤヒヤしながら見守ってしまいます。


発作以外は食欲も元気もウンチも全く問題ありません。
とりあえずその3つが元気の基本だと思っています。


メグの場合、最初に気付いた症状がけいれん発作だったので、
門脈シャントの最初の症状としてはあまり考えられないと
言われました。


門脈シャントと診断されてから、気が付いたのは、
食べムラがある事と、壁に体を擦り付けて歩く事。


顔や体が痒いような一時的な動作ではなく、
ずーっと壁伝いに体を擦り付けながら歩きました。


また発作の影響なのか視力や空間認識能力が弱く、
ギリギリだと避けられずに頭をぶつける事がありました。


他にはワンプロや体を触られるのもあまり好きじゃなかったです。
これは性格もあるのかもしれませんが、今は触られるのは好きなので、
病気のせいなのかな?とも思いました。


発作が見過ごせない頻度になってきたので、抗てんかん薬を
使う事になりました。


その際に発作の原因が他にないのか調べるためにレントゲンを
撮ったのですが、そこで肺が白いと言われました。


もしかしたら心臓に疾患があるかもという事になり、
心臓の精密検査を受けましたが、問題ありませんでした。


しかしその時に見てくれた心臓の先生が
メグの肝臓がレントゲンに映らないくらい小さいから
門脈シャントかもしれないという事になり、
総胆汁酸を計測したらとても高い数値が出ました。
そこで門脈シャントの可能性が高いという事になりました。


しかしそれでもまだ発作の原因なのかは特定できず、
とりあえず抗てんかん薬も飲んでみましたが、全く効かずで、
発作は酷くなるばかりでした。


詳しくはもっと色々な経緯があるのですが、
運良く頭のCTと体のMRIを検査センターで同時に検査出来る事になり、
脳は異常なしで体のMRIで門脈シャントと確定されました。


費用についてはまた別の記事で書きたいと思いますが、
検査センターは全ての検査と提出用の資料を作成するので、
とても高額になります。


それなりのメリットはあると思いますが、費用の点から見れば
設備の整った病院で受けた方がずっと安いと思います。


それも後になって言える事で、当時は何が正解か分からず
そーゆーもんだと思っていたので、言われるがままでした。


でももしかしたら検査センターにも高額なりのメリットが
あるのかもしれませんが。


そして結果的に手術を受けて改善されたのが、
食べムラがなくなった、頭をぶつける事がほとんどなくなった。


性格が社交的になった。体を触られるのが好きになった。


最近はまた発作が出てきてしまったので、この辺がまた悪化する
可能性もありますが、何とか乗り越えてまた平穏な日々を
送って欲しいと思います。